はじめての心療内科 その1 きっかけ編

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かえるさん はじめての心療内科

コロナ禍にストレスから心身に不調をきたし、心療内科にかかる人が増えているという。

心療内科にかかる人って、、、
繊細な心の持ち主なんじゃないか?
スポコン根性が足りないんじゃないか?
なんだかんだ、気の持ちようなのではないか??

と無知に安易に思っていた私が、ついに心療内科にお世話になることになったのである。

治療に差し支えそうな点は記載しないので、経緯が分かりにくいところもあるかもしれませんが、ご容赦いただきたい。

突然やってきた変調

私は基本的に社交的で、人と話すのが苦にならない性格です。

それに、めったに人を嫌いにならない、ムリ!!って人が少ないのが自分の長所だと思っています。

実際、周りの人にも「社交的だね」と言われたりします。

ところが、

・コロナ禍で、人と会ってランチしたり、おしゃべりしたりするのが難しくなりました。

・ライフワークであった演奏(声楽)活動が一切できなくなりました。

・出張のホームコンサートを、と企画していた件も全部だめに。

・毎月歌っていたのに、本当に0件になりました。

・音楽教室の自粛期間、その後もオンライン化。またこれをきっかけにピアノをやめる子。

・生徒の大多数が中学に上がるタイミングでもあり、生徒数が3分の1になりました。

・新規生徒の募集を始めましたが、わざわざ今新しい習い事を始める人も少なく、入会者は1名でした。。。

・副業でやっていた鑑定と講座も、対面が全部なくなりました。

・blogの収益は数十円。

いったいどうすればよいのでしょう???

追い打ちをかけるように、長年患っていた父が亡くなりました。
コロナは直接の原因ではありませんでしたが、感染症対策で面会ができなくなってから、明らかに弱っていったように思ってしまいます。

こんな折ですから、家族だけで葬儀を行ったのですが、
こちらは、来客に気配りする必要なく、ゆっくり故人を見送れたので、私たち家族はむしろ、満足しています。

コロナ禍は長引きそうだ、ということで、ついに私は働きに出ることにしました。

収入が減ろうとも、出ていく額はほぼ変わらないのだ。

Indeedで職探しして、週2回の仕事を2つ受けてみました。

なれないテストやら面接やらにドキドキながらも、久々に外に出た爽快感もありました。

週2回のピアノ・声楽教室に加え、週2回の事務仕事。

一つは短期で1か月限定の職業。

もう一つは長期です。

感触としては、両方落ちたなっと思ったのですが、なんと両方受かってしまいました。

そんなわけで、2日間の音楽教室の生徒に頼み込み1日にまとめ、週5フルタイムで働くことに。

お仕事なう

すごい落差!!!!怒涛のように過ぎ去る毎日。

そして、短期の仕事は終了し、ここで一旦落ち着いたというところです。

あれ、っと思ったのはそんな時。

ふと気づくと、自分はいったいなんのために生まれてきたんだろう。

物を落としただけで、こんなこともできない自分は生きている価値がない。

些細な事で自分を責め。

少し休むと、稼いでもいないくせに休むなんて、なんて役立たずなんだ、

と声が聞こえてきます。

そして毎日のように死にたいと思うようになったのです。

もちろん、子供がいますし、冷静に考えれば全く死ぬ必要がない状況なわけです。

でも、死ぬんだ死ぬんだとエンドレスに鳴り響きます。

聞こえまっせ~ん

それを押さえつけるのに、エネルギーを浪費し、その結果ミスが増えイライラしやすくなり

ついに事件が起きました。

それは金曜の夜。すべての用事を終えて、風呂に入って寝るだけ、という時に、猫が私の羽布団にオシッコしていたのです。実はその前々日にもやっていて、洗濯が非常に大変だったばかり。
今日も明日も雨予報で天気も悪い。

もう今日の仕事は終わったと思ったのに。。。

涙が溢れました。

これからカバーを外して洗濯して、考えるだけで気力が。。。

グラスにたまり、表面張力を起こしていたストレスのストックが、最後の一滴でダーっとあふれ落ちました。

私は手近にあったゴミ箱を投げ飛ばし、手を洗う石鹸ボトルを投げ、頭を壁にゴンゴン打ち、大暴れ。

大暴れっ

子どもには当たっていませんが、母の尋常でない暴れっぷりに恐怖にひきつる二人。

私は普段、家で非常に大人しく、よほどのことでないと怒りませんし、大声を出すことも稀。

子どものショックたるや、相当なものだったはず。

しまった。このままでは、何か余計なことを口走る気がする。
ひどいことを言ってしまったら取り返しがつかない、私はスマホを握りしめ、外に出ました。

金曜の夜ということで、かなり飲んでいたため、よろよろ(お酒は好きですが、強くありません)

注:画像はイメージです、こんな飲んでないよ

5分も歩いたあたりで、これは危険だし、子供も不安だろう、とすぐに引き返しました。

家に戻ると息子がパパに電話中、「あ。帰ってきた」と言っておりました。

そして、二人にごめんね、と謝り、仕事のこと、音楽の事、父の事を話しました。

あなたたちは何も悪くない、ごめんね。

それが言えて本当に良かった。

次の日、私はショックで困惑していました。

夫に相談。心療内科を受診した方が良いのではないか、と話しましたが、夫は薬が心配と。

イメージとして、精神安定剤に依存しそうなかんじありません??

また、私は薬にアレルギーもあるのです。

そんな夫を説得し、受診を決意した私に次なる試練がおそいかかったのである。

つづく・・・

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