冥王星スクエアによる中年の危機

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日の出 星と体感

出生図の冥王星と、現在の冥王星がスクエア90度になる時期の事。

人によって時期は異なるが、だいたい40歳前後にくる。

論文のタイトルのようですねぇ。

こんばんは星読みセラピストの上原悠希です。

自称セラピストですが、中年の危機真っただ中の私にしてみれば、

むしろ癒してくれよです。。。

というくらいキッツイ毎日です。

具体的になにかあったのか??

といえば何もなく。

なにが不満なのかと聞かれれば

不満などなく。

   

はたから見れば何不自由ない生活をしている女が、

キツイだのツライだの言えば

ただのわがままで、恵まれすぎていて求めすぎなのだと

言われて終わるのである。

      

ゴシップガールという海外ドラマをご存じだろうか?

     

上流階級の高校生たちが病んでてグレてて

悪いことばっかりする話。

彼らは経済的に非常に恵まれた家に生まれている。

私のような庶民から見れば、代わってくれよと言いたくなるような

セレブリッチな生活ぶり。

しかしまあ、とにかく悲壮感が漂い

苦しみ、悩んでいる。

彼らの苦しみは、いったいどこから来るのだろうか。。。

     

まず、親からの期待がすさまじい。

入るべき大学、なるべき職業、すべき振る舞い

全てが生まれた時から決められている。

存在そのものが家の宣伝物であるかのように。

その期待に応えようとする者

反抗する者

   

このドラマを見ながら、私の全身から生きる気力をじわじわと奪い取るような、

この苦しみがいったいどこから来るのかようやくわかった気がした。

     

我が実家は、慎ましい暮らしぶりの庶民なのだが、両親は教育費を惜しまなかった。

子どもの将来の為ならと、自分たちは贅沢の一つもせず、私に様々な習い事をさせてくれた。

本や教材は惜しみなく買い与えられたし、

スキーもスケートもできないと恥ずかしいだろうからと、短期教室にも入れてくれた。

非常に恵まれた教育環境だったというしかない。

   

これは勉強したくてもできない、進学を反対された、塾に行かせてもらえなかった、、

などの家庭的事情のある人からすれば、何を不満がる?というしかない状況だろう。

   

私も進学すべき高校、大学が幼い頃から言い聞かせられていた。

入りなさい!と強制されたわけではない。

しかし、母が嬉しそうにその学校名を口にするとき、

幼かった私は、当然行くべきその学校への進学を決意したのだった。

   

しかし、残念ながら私の頭は、ご期待ほど良くもなく、根性もなく、

その上、なぜか突然、音楽をやると言い出し、大金を投入し、そしてそれも失敗し、

仕上がりはご覧の通り、、、となったのだ。

    

私には最高の環境と援助が与えられていました。

しかし、能力がなく、私は親の期待に応えられませんでした。

と認めることがこの上ない苦痛だった。

   

もっとできたのではないか

あの時あきらめずもっとやっていたら

あの時のあの選択が間違っていたに違いない

   

私は毎日毎日そうして自分を罰し続ける。

   

ところで最近、

諸事情があり、死後の書類手続きが非常に大変であることを知った。

何しろ、死んだ本人の意志というのを聞いたり、書類を書いてハンコ押してくれるわけがないわけだから、

なんだかんだ面倒なのだ。

そこで、私は残された家族が面倒なことにならないように遺言書を作成することにした。

   

まず、私の所有物は(大した物も残せないのだが)すべて子どもたち二人に。

取っておいてほしいものはないので、使わないものは全て処分してほしい。

換金できるものは、そうしておくれ。

通夜も葬儀もいらんので、いきなり火葬場に行くという直葬でけっこう。

墓もいらないので永代供養にして。

墓参りもいりませんし、仏壇も線香もいらない。

思い出してくれなくていいので、忘れて。

   

そして自分の人生を楽しく幸せに過ごしてほしい。

   

そんな風に考えながら、ああ、と思った。

親が子に望むのはそんなもんなのだ。

   

私は非常に不出来な娘であるが、何より一番の親不孝は、この自傷行為なのだ。

そんなことに気づきながら遺言書を書く新たな効用を見つけたりした。

   

明日からいきなり明るく幸せな私に変身するとは思わないが、少なくとも一つ心の重荷を下ろせた自分がいる。

    

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