もらうものは選べない(8ハウス考)

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星と体感

ハウスというのは、ある起点からホロスコープを12個に分けたものです。
日本で現在多く採用されているプラシーダスハウスシステムでは、ASCを起点にMCとの間を3分割しています。
そのため、季節によってはハウスの幅が大きく異なる場合もあります。

1~12のハウスがあり、日本語では室と呼ばれます。

天体が役者だとすると、星座はそのキャラクター、ハウスは場面を表すと言われたりします。
ハウスの状態を観ることで、その場面における、その人の価値観や、起こりやすい出来事が分かります。

物であれ、愛であれ、人からもらう物を、こちらは選べない。
人からもらう物というのは、占星術でいうと8ハウス「相手の財産」という部屋である。

対である2ハウスは「自分の財産」でこちらは、自分のしたいようにできる。
欲しいと思ったのもを購入する。
シンプルである。
足りなけれな、あきらめるなり、頑張って稼ぐなり、どちらにしろ自分次第といったところだ。

対して8ハウスというのは、やっかいで
維持費が払えないほどの豪邸をもらっても困るし(売るのも大変な上に親戚とのしがらみもある)
軽い話でも、好みと違うものをもらうことなどよくあることだ。

かつて父がどなたかから、ニワトリのリアルな焼き物(等身大)をいただいたことがあり、子供ながらに、これは嬉しくないな、どこに置くのだ、と思ったものだった。

物に限らず、言葉で愛情表現してほしいのに、相手は物を買ってあげることが愛情表現だと思っていたり、その逆で、おごってもらえないのを、愛情不足と勘違いすることも多い。

束縛するタイプの愛情が欲しいのに、相手は放つことが愛だと思っているのも困りもの。

このように、欲しい物ともらう物のすれ違いは多々ある。

8ハウスに星がたくさんある人は、こういった問題に直面することが多い。
誰かの財産が豊富で沢山もらえるのを羨ましいとは一概に言えないのは、それが自分の思うままに使えるわけではないからだ。
その恵みは厄介なしがらみや葛藤とセットであることが多い。

わたしは8ハウスに星はないのだが、
かえってその方がそこにエネルギーを使わない、ということになり、
いい感じで軽い素敵なプレゼントをもらえていたり、と苦労しにくい。



しかし、トランジット(現在の空の天体)で、出生図の8ハウスに天王星・海王星・冥王星などの大きな星が入ったりすると、慣れない大事件がおきる。
私の場合は、だいたい実家とのトラブルが予想される。

今後、トランジットで、みずがめ座に大きな天体が次々にやってきて、私のさそり座2ハウスの月に対して、葛藤の角度である90度のスクエアが続く。
ここで予想されるのは、私の財産(稼ぐ力)に何かしらのインパクトがあること。
そこに葛藤があるだろうこと。

私の月は、10ハウスにも影響するので、名前(肩書)が変わったりするだろうこと。
それは、正統派というより意外なものだろうこと。

さらに、8ハウスも絡む配置で、また実家となんやかんやするだろうこと。

そんな訳で、私のみずがめ座時代は波乱の「働き方改革」になりそうです。
そこで、もしかしたらダメージがあるかもしれませんが、
幸い私は、みずがめ座と調和の角度にあるトラインのてんびん座に4つの星を持っているので、時が進めば、その星々が回収してくれそうです。


そんなわけで、私の長期予想は、一度経済的社会的大きな変化がある。
しかし、最終的にはうまくいきそう。


はい!!大きな変化はおそろしいけれど、回復予想なので、頑張ってまいります!

本日も最後までお付き合いありがとうございました。
良い1日をお過ごしください!

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